社会人2年目をエモめに振り返る

エンジニアとして2年めが終わったので振り返り。今思うことは今書いておかないと忘れちゃう。あと根がネガティブなので記しておかないと「私1年何やってたんだろう・・・」とすぐなっちゃうので。

ちなみに1年目の振り返りエントリは以下。

chiiia12.hatenablog.jp

今年度の主なトピックは以下。

  • Androidアプリエンハンス&その中で学んだ諸々。
  • スクラムチームの再立ち上げ
  • プライベートでのアプリ開発
  • 外部イベントの参加

が大きな出来事だったかと思います。

Androidアプリのエンハンス

1年目は新規アプリの開発がメイン&かなり短いスパンでチームを移動していたので、同じチームで一つのプロダクトを開発し続けるという経験は初めて。新規ではなくエンハンスをする中でただAndroidの実装スキル以上のことを学ぶきっかけになった気がする。

ライブラリの導入

今までのチームはモダンなライブラリをいれよう!という話があまりなかったので、今のチームに異動してきてから同じチームの先輩にはすごく刺激をもらった。

Realm、ActiveAndroid、Retrofit、などまだ使ったことなかったライブラリなどを、今年初めて触ったり。導入を進める先輩にライブラリの特徴・思想を聞いたり、何が便利なんだっけ?を考えたりするきっかけになった。特に先輩がRetrofitにプルリク送っているところを隣で見れたりして、すごく刺激になった。 その後、自分でチームにLightStreamAPIを導入したりできて、ちょっとだけチームのプロダクトどういう風にしていきたい?という気持ちが芽生えてきた気がする。 ライブラリを導入すると、何をどうやって便利にするライブラリなの?を考えるようになるので、自分で設計を考えるときにも参考になるなーと感じる。リスクの方が語られがちだったり学習コストなども考えるとライブラリの導入などはハードルが高かったりするけど、設計方針などのインプットにもなるのを考えるともっと導入すべきだなーとも思うようになった。

変更に強い・バグを生みにくい設計

先輩にココらへんの話のインプットはすごくしてもらった。あまり今まで設計のことを考えたことがなかった。正確にいうと、既にあるアーキテクチャに従う練習はちょっとしてきたけど、アーキテクチャを選択する練習をしてこなかった。なんでこういうアーキテクチャになっていてなぜそれを選ぶ?という観点がなかったので、そこを養えたのはよかった。デザパタとかクリーンアーキテクチャの話とかなどなど。 以下の記事は色々インプットしてた時で整理してた頃。

chiiia12.hatenablog.jp

chiiia12.hatenablog.jp

あーちょっと恥ずかしくて見たくないエントリ…

テスト自動化

スクラムを再立ち上げした頃にユニットテストコードを書いていこうというルールになって初めてテストコードというのを書くことになった。 社内のアプリチームではテストコードを書いているチームがあまりなかったので良い経験になった。色々社内の先輩などに相談できる機会があったりなど、ただテスト自動化すごい!じゃなくてメリットやデメリット考えつつどう進めていったらよい?なことは考えるようになったかも。最初はデグレをなくしましょうという話からテスト自動化の話が始まった気がするけど、設計やリファクタの話につながっていくところまで考えられるようになった。 かなりここの分野も楽しくてこれからももっと知りたいなーと思ってる。

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スクラムチームの再立ち上げ

スクラムチームをどう立ち上げてどうなったかはこちらのエントリで。

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上のエントリに書いたとおりスクラムチームの再立ち上げを2回経験していて。2回やってようやくスクラムの良さみたいのを感じれた気がする。すごく今はアジャイルの考え方の虜になっていてここの分野ももっと知りたいなと思っている。 元がコミュ障で人の言うことをすごく気にしてしまうので、チームの環境によって自分のキャラを出せなかったりパフォーマンスも左右されてしまうんですよね。そういうところをスクラムとかのアジャイルフレームワークは多少でもカバーしてくれる気がしている。なので自分にはすごく合っていたのかも?と思ってる。

コーチの人に言われたことで印象に残っているのは 「問題解決は簡単だ、解決方法はいろんなひとが試しているからそこらじゅうに転がってる。大事なのは問題発見する能力。ここが長けている方が価値の高いことなんだよ」 というようなことを言われたこと。問題発見したからやばい、もうダメなチームだ、じゃなくて問題が見つかったってことは今まで見つからなかったことが問題として見つかったのは良いこととポジティブに言われたことが自分の中でも改善に対する捉え方が変わった出来事だったと思う。

プライベートでのアプリ開発

2年目になって1年目のように資格勉強に時間取られることもなくなったので、プライベートでサービス開発しているチームにjoinしました。Androidアプリ作りたいけどちょうど人がいないという時に誘ってもらって、タイミング良かった。 これまで社外でこういったコミュニティがなかったので、違う会社の話を聞けたり視野も広がったり。

www.service-safari.com

play.google.com

業務で試せてないライブラリやツールを試せる機会になったり、業務とプライベート複数同時にプロジェクトを進められる良さを知れた。一つ自分が作ったプロダクトができたのもうれしい。 その後自分一人でもう一個アプリ作ってみたのも勉強になった。CI自分で回したり自分でストアにあげたり。アイコンも自分で作ったり。自分が作ると他のアプリも注意深く見るようになるなー。自分だけでやってるので放置になりがちなのが反省点。

外部イベントへの参加

これも2年目になって業務都合をつけやすくなったので、ちょこちょこ外部のイベントにも参加するように。同じ年代の人がLT登壇とかしていてやばい!!!と良い刺激にも。

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去年も行きたかったけど行けなかったDroidKaigiにも今年初参加! 他の会社がどんなことに取り組んでいるのか、最新技術等やっぱり行かないとわからないことがたくさんでとてもよかった。登壇にも挑戦してみたいなぁ。

今年はDroidKaigiの公式アプリにもコントリビュートすることを目標にしていて、本当にちっっちゃなBugFixだけど英語でプルリク出してみたり。いつもtwitterで見るアイコンの人がコード見てくれて当日のContributersスライドにアイコンが載ったり。かなりうれしかった出来事。

今年度の最後にはJJUG CCCの登壇も決まり準備をそろそろ始めなきゃという感じ。去年はおっかなくて周りの人に投票なんてお願いできなかったけど、背中を押してくれる先輩もできて、いろんなコミュニティに投票をお願いできたり、良い関係のコミュニティが増えたんだなぁと感じて、前向きに色々がんばれてるなと思う。

その他

そういえば応用取ったし次は高度受けるかっつってネスペを受けたけど午後で落ちた。情報処理試験はいつも勉強がつらい。

後はちょっとしたクリエイティブ。

chiiia12.hatenablog.jp

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後は会社でOSS勉強会なるものに参加したり(先輩のコードでnodeにプルリク送ってみたり)、外部の会社のエンジニアとTDD的な勉強会でGo触ったり。 刺激!な1年だったのかも。

まとめ

会社の先輩にこんなこと言われたのが印象的でそう信じてる言葉。

「エンジニアはやればやる程知らない事が増えていく。知らない事が減るってことは成長していないということだから、知らないことが増えていくことは良いことだと思って!」

この1年も色々新しい世界を知れて楽しかった!特に周りの人には恵まれていたなと思っていて、良いまさかりをたくさんもらえたなー。相談できる人も増えたしかなりのびのびやらせてもらえたと思っている。まだまだ技術力は低いと言われているのが悔しいところで、そこはこれからも伸ばしていきたいところ。

今年は取り組んできたことをブログなりなんなりにアウトプットすることを重視してきた気がする。ちょっとブログを読んでくれる人が増えたりして、自分のことを知ってくれる人がいるのはうれしいなーと思ったり。あと精神安定的にも◎。 今年は、ブログだけじゃなくてもっとコード書いてアウトプットしなきゃな。

次はどんな1年になるんだろう!3年目もがんばるぞー!