6年が過ぎた

社会人として6年がすぎ7年目になったので1年の振り返りを記録しておく。 転職して変わらずAndroidアプリ書いてます。

仕事

引き続き既存Androidアプリのエンハンス開発を行っていた。ここ数年新機能開発がメインで地道な改善は手つかず状態のアプリだったので、既存の機能の使いづらい/わかりづらいところの解決を目指すチームで開発をした。案件の検討段階から参加でき、背景を理解した上で開発できた経験は新鮮で楽しかった。実装規模としては小さいものが多かったが、数字で改善されていることがわかり、自分の仕事が貢献してる/役立ってる実感を得れた。

機能追加のボリュームが小さかった分リファクタリングに費やす時間もあり、じっくり進めることができたのも良い経験になった。Kotlin Flowを導入したり、UseCase/Repositoryの実装ルール、データクラスはどのように使い分けをするか等、一からチームで話し合って決定した内容に沿って、大きめの規模の修正を完了できたことは自信になった。

けど機能追加とリファクタリング、どっちに割合が寄っても満足できない。昔の現場では機能追加にバランスが寄っててモヤモヤしていたし、この時はリファクタリングに寄っていてモヤモヤしていた。機能追加とリファクタリングのバランスについてはよく議論されることだけど、このバランスをうまい具合で取るのってかなり難しいのかもしれない。

転職

転職した。ありふれた話だが自分の中では悩んで時間を使ったので、次の転職時のためにも少し書いておきたい。 転職のことはぼんやり考えていたけど結局声をかけてもらったタイミングやエージェントからメールが届いて話だけ聞いてみるかのタイミングが合って、そのまま転職活動してみることになった。 この界隈は比較的ポップに転職する界隈だけど、実際は初めての転職なこともありかなり負担は大きかった。

エージェントを使ってよかったところ

今回はエージェントを使って受けた会社に入社を決めた。条件に合う(かつ今ポジションが空いている)企業を紹介してくれるだけでなく、面接の形式/フィードバックまで相談できたので、エージェントなしの転職活動はきつかったような気がする。また、転職中は決まっていないことを周りに相談できないので相談できる人がいるのはよかった。

数社同時に進めておいてよかった

メンタル的にも面接でのパフォーマンス発揮の面でも数社同時に選考を進めていたことはよかった。 数社同時にすすめておくと大体面接で何回も聞かれる質問があるので、回を経るごとにうまく受け答えできてる感覚があってよかった。複数社受けて最終的にすべてオファーが出た後に決めたい場合はスケジュール調整が大変なのがネック。そこは今回エージェントが調整してくれてラッキーだった。

ライフイベントがないうちにしておいてよかった(気がする)

最後に悩んでいたことは "転職するのは本当に今なのか?” だった。例えばもう少し現職で頑張って2,3年後もう一回転職しようと思った時に転職活動できる状況なのか? 転職活動は時間的にも精神的にも余裕がないとできないと今回気づいたので、最後色々悩んでライフイベントのない ”今” するべきと結論付けた。(本当は漠然と今の状況を変えたい、何か次に進めたかったものがあってそれを押す理由を探していただけのような気もする。)

結果的に英語環境・自分ごとに思えるサービス・年収の条件がマッチした会社に入れたので満足している。英語の面接をなんとかPassして今の会社に入れたことも自信になった。

LeetCode

コロナでリモート中心になってから漠然とした焦りがあって始めた。 そのまま転職活動することになって、面接用の練習でMediumレベルの問題を30問解くのを目標に1,2ヶ月集中的に時間を使って解いてた。 LeetCodeは課金をすればしっかりとした解説が見れるのと類似問題を練習できるので、成長してる感覚があって最初の方は結構楽しかった。 実際LeetCodeで練習したおかげで面接をパスしたところもあったので、やっててよかった。

英語

仕事での英語を使う機会が増えたので再開した。 今までもある程度レッスンを受けてきたが、 “リスニング力" と “守備範囲の中でしか喋ってない(表現力が伸びてない)” 辺りに課題を感じていたので、インプットができること・瞬発力を鍛える反復系のものを中心に練習している。 ここ1,2年はTOEIC700点代から抜け出せなかったが、リスニングの点が上がって800点代に乗せられたので一定の効果があったと感じる。

カランメソッド

ネイティブキャンプでカランメソッドを始めた。とにかく何回も同じ文を反復して頭に叩き込む作業を4ヶ月ほどやっている。自分の守備範囲外の表現の仕方をインプットすることになるので、自分の表現力の幅を広げることに役立っている。

シャドウィング

Netflixの英語日本語字幕表示のChrome Extensionを使ってシャドウィング/ディクテーションも少しやっていた。新しい表現も覚えられるし自分が苦手な箇所がわかる、リンキングサウンドやかなり短く発音する言葉も勉強できる。

発音

リスニング力を高めるには発音の練習とは耳にしていたので “英語耳” を始めた。今100回の反復目標に取り組み中。多少発音は改善されたがリスニング力に効果があった実感はこれからになりそう。

その他

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今年読んだ "コーチングの神様が教える「できる女」の法則” がとても良くて、自分の振る舞いを見直すきっかけにもなった。 内容としては "女性はXXの振る舞いをする人が比較的多くて、こういう損をしている” な話で共感するところが多かった。 ”私だけじゃないんだ” と安心する気持ちもありつつ、一方で今までの変えられなかったことを思い出し、自分の振る舞いが引き起こしている可能性に気づいてしまった。例えば "評価されていないような気がする” とか "大きな挑戦やれていない気がする” とか。 次の1年は自分の性格とか得意なタイプは認めつつ、やりたいことができる環境へつながる振る舞いとか取り組みとかを考えていきたい。